あめ市こぼれ話


2月11日に大町市商店街で開催される、アメ市。
すでに「ぐるっとマップ」でも、詳しいご案内をさせていただいています。
今回は、知る人ぞ知る、あめ市のこぼれ話をご紹介します!

市神様(いちがみさま)をご存知ですか?
年に一回あめ市の時に、塩の道博物館前にお目見えするのが、市神様です。
その昔、塩市(あめ市)では、まず塩を市神様に祀り感謝の気持ちをあらわしてから売り出したそうです。この日は、子供たちが「塩じゃ 塩じゃ」と叫びながら、塩の紙包を群集に押し売りしたそうです。
また、この塩をお粥に入れて食べると厄除けとなり、味噌に入れると味が変わらないと伝えられたそうです。

当地方のあめ市では、市神様に盛塩をそなえます。アメ市にお越しの際は、ぜひ塩の道博物館も訪れてみてください。

さて、アメ市の由来についてもご紹介しましょう。
毎年この地方で行われる「あめ市」は、義塩をもとに開いた「塩市」が発展したものといわれています。
義塩とは、上杉謙信が敵である武田信玄に塩を送った話で、謙信が送った塩が到着した日を記念して始められたのが「塩市」です。これが、いつごろからか「あめ市」と呼ばれるようになったそうですよ。
その名前にあやかって、アメが売られるようになったというのは面白いですね。

さて、まちづくり協議会の大町ドレスアップ事業の一つとして、商店街に「のれん」がお披露目になります。
今回は、まちなか4か所に試作品ののれんがお披露目されます。それぞれには、屋号やかつての歴史を象徴する柄が描かれます。
その中のひとつには、FM長野まるごとおおまちで一般公募した俳句のなかからえりすぐりの一句が描かれるそうですよ。
のれんは、屋号・歴史を象徴する柄の他に、今後は大町の民話なども描かれ、数を増やしていく予定とのこと、楽しみですね!




Posted by ぐるったネットワーク. at 2012年02月07日10:33

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